プロレスを全く知らない人がプロレス番組を見る話
先日アマゾンのfire stickを手に入れ、以来ファイヤースティックの信徒と化している。
その話はまたとして、近ごろ家事や仕事をしながら見れる番組を探していた。基本はみたことのあるアニメや水曜どうでしょうなのだが、ふと目に入った番組があった。
『有田と週刊プロレスと』。
自分はプロレスを全く知らない。
相方が好きらしくちょいちょいネタを挟んでくるのだが、基本的にわからないので、解説させることになってしまう。あと、アントニオ猪木の話を『憂国のラスプーチン』で読んだくらい。それ以外に接点はなく、プロレス自体も全く見たことはない。
なのでなんの期待もしてなかったが、相方とのネタになるかと思い見ることにした。軽い気持ちで。
めちゃくちゃおもしろい。
繰り返すが自分にプロレスの知識は全くない。
さらにこの番組、一切プロレスの映像が出ない。時々週刊プロレスに載ってる写真が出るだけ。
でもめちゃくちゃおもしろい。
プロレスとはどうやら、試合自体もあるが、その背景が重要らしい。というかこの番組みてるとそれが8割のようだ。
その試合や事件の解説を、背景となる事柄を中心に有田さんがたくみにしてくれていて飽きない。知識量(とモノマネ)もすごいがプロレスに対する愛情も伝わってきて、気がついたら解説されていた場面の動画をググってしまっていた。片手間に見ていたはずなのに気がついたら巻き戻して真剣に見ていた。
という感じに不本意(?)にもプロレスに対する興味関心をむりやり引き出されてしまったのである。
ここまで読んでなお「プロレスとかわかんねーしそれでブログ書いちゃうとか正直引くわ ワラ」という方にこそぜひ見ていただきたい。
ちなみに、個人的なことだが自分はよくわかんない効果音やBGM、うるせー字幕、いらねーワイプが大嫌いなのだが、この番組はそういうものが一切ないのでいい。タモリ倶楽部に次いで、この雰囲気を損なって欲しくない番組。
最近みたものの話
前はキネノートとかで映画の記録をきちんと残していたのだが、配信に頼るようになってからとんと記録しないようになってしまった。なるべく残すようにせねば。
その、記録をとっていた頃と今とでは何が違うかというと、一番は妊娠出産を経たことである。子どもを持つと色んなことが大きく変わるが、映画鑑賞のうえでは、涙もろくなる。とくに子どもが理不尽な目にあう映画。その点については別に筆をとるとして。
最近みた映画の話。
カーゴ
知らなかったのだがユーチューブで評判になったゾンビショートフィルムの長編化らしい。こちとらマーティンフリーマンが主役と知って、ファーゴのスピンオフか何か?と浅い勘違いをして見始めたのだが、、もう大泣きしてしまった。涙の量としてはニューシネマパラダイスに次ぐ量である。
何がって、前述した子を持つ親という立場からすると(しなくても?)、この映画はものすごくショッキングなのである。自分が死ぬということより、幼い子を遺してしまうということ、、それはなによりもおそろしいことなのだ。こう書いている時点でもう泣ける。
ともあれ、ゾンビに襲われてもいいように非常袋に色々仕込まねばならないと思った。
産後すぐ?くらいだったのでみれなかったやつ。ロッテントマトで98%だったか?ものすごい高い評価だったのでみたかったのである。アマゾンで100円だった。
ブラックパンサーは見た目がニンジャっぽくてカッコよかったんで、なんというか、キャッツアイ的なものを勝手に想像していたのだが(ネコだし)、全く違った。主人公は真面目で誠実で善良な王、こうかくと全くおもしろくない人格者である。一方自分の好きなマイケルジョーダンが敵役で出てるということは知っていたのだが、これがまたカリスマ性があり髪型がカッコいい。めっちゃくちゃカッコいい。ただ、この髪型はすぐかわってしまい、まんじゅうのようになってしまうのである。そんな悲しい映画。内容はアフリカンスピリッツな感じだった。
相方がマーベルをあんまりみてないくせにマーベル好きを自称しているのだが、fireTVを導入してからさくっと映画レンタルできるようになったため、マーベルキャンペーンがはじまった。自分は2回目。
キャプテンアメリカの一番の見どころといえばやはり、肉体改造ビフォーアフターである。ひょろっひょろもやしキャプテンがムッキムキになって出てくるシーン、何度見ても笑ってしまう。あとキャプテンアメリカて名前もコスチュームもめちゃダサいのだがあえての設定なんだよなこれ?という映画。
あと映画じゃないのだが最近はゾンビランドサガのことばかり考えてる。今月で終わってしまうのがつらい。なんとかしてゾンビランドサガライブに行きたいものだ。
ではまた。
文系人間は水族館に就職できるか?
さて何はともあれこの問題に答えなくてはならないでしょう。
「文系は水族館に就職できるか?」これ。
自分が「文系で水族館に就職した人」を標榜してる以上答えは出てんですけどね。はい。できます。ただかなり特殊な例です。
ほとんどの水族館の人は、水産系または生物系の大学、もしくは動物系の専門学校を出てます。飼育員になりたい人はそういう道にいくのが無難でしょう。
ではなぜ自分は特殊な例になれたのか?それは、タイミングがよかったのだと思います。
水族館の募集を知った時、自分は大学院の博士課程にいました。歴史学系のゴリゴリの文系で、学芸員を目指していました(この時点ですでに真っ当な社会人の道を踏み外している)。とにかく面白いことをしたかったので、水族館の採用を見た時も迷わず応募したわけです。
この時なんのタイミングがよかったのかというと、二つあります。ひとつは、自分の研究で生物をテーマとして扱っていたこと。もうひとつは、水族館側に変な人を採りたいという空気があったことです。この二つが妙にマッチしたのでしょう。
ただこんな奇跡はもうないでしょう。これに倣って敢えて文系枠で水族館就職を狙おうというのはワイルドスピードスカイミッション並に無茶です。自分以外にも文系で飼育員になった人はいますし、可能性としてはゼロではありませんが、ほぼゼロと覚悟しなくてはなりません。だいたい飼育員枠自体が少ない上に人気なので応募者も多いのです。
とはいえ、今後博物館(水族館含む)は今までにない色々なかたちで活動を展開していかなくてはならないでしょうから、その中で文理を超えた人材が求められる風潮ができるかもしれません。まあその前に学芸員の待遇を改善しなくてはいけないという難問が立ちはだかってますけどね。
ということで、参考になれば。(なるか?
マイナビさんで連載はじめました
Twitterでほそぼそと四コマを描いていたのを、マイナビの方が見つけてくださり、連載を始めることになりました。水族館の仕事に特化した内容です。あんまり生物自体のことは描かないかも。
https://news.mynavi.jp/article/aquarium-1/
早くもネタがなくなる時がおそろしい。
死にかけた夜
昨日、タモリ倶楽部みながら乳飲み子をあやしている時、なんとなくだるいなーだるいなーって思ってたんですよ。暑さのせいかなーと思って、頭痛の薬飲んでからスーパーカップのチョコバナナたべたんですよ。おいしかったー。そしたらその夜。
経験したことのない寒気が襲ってきたんです。
夜このクソ暑い中毛布の中でガタガタ震えながら、あ、これが乳腺炎だなと。
悪寒で眠れなくて、やっと寝れたと思ったら、気がつけば今度は高熱。
脳みそ溶けるかと思った。
そんな時にでも襲ってくる尿意。お前ほんと空気読めや。
這うようにしてベッド戻って、お子に乳飲んでもらっている。でもまだ張りは取れない、、このあと病院に行く。
だいたいよく出る乳だったらトラブルあってもしゃあないと思うけど、全然出てない乳のくせに何なんだよもう。
なんかの菌
苗字の最後が「き」なので、いつしかあだ名が「菌」になった。
某SNSでも表示名を「菌」としているので、よく人に「いじめられてるの?」と言われる。
と、こういうどうでもいいことを残していこうと思います。
たぶん中身は
・Twitterでやっている #文系で水族館に就職した人の漫画
・博物館・美術館・動物園・水族館
・映画とドラマ
・本とか漫画とかアニメ
・育児
この辺になるかと。
しかしブログとか、HTMLで個人サイトやってた闇の時代を思い出すな。